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アクティブリハビリ カノア
2025.10.17

屋外リハビリの効果について、整理して解説します

「アクティブリハビリセンターカノア」の取り組みとしての
⭐︎屋外リハビリの概要
屋外リハビリとは、屋外環境(公園、遊歩道、自然の中など)を利用して行うリハビリテーションです。
室内リハビリとの差として、地面の不整地や環境の変化、自然光・空気など、身体と心に多面的な刺激が加わります。
⚪︎期待される効果
1. 身体的効果
⭐︎バランス能力の向上
不整地(砂利道、草地、石段など)を歩くことで足腰や体幹の筋力、平衡感覚が鍛えられます。
⭐︎筋力・持久力強化
室内よりも長距離や変化のある負荷が得られるため、心肺機能が刺激されます。
⭐︎日常生活動作(ADL)の向上
外出や買い物など、実生活に近い動きの練習になる。
2. 認知・心理的効果
⭐︎環境認知の訓練
信号や段差、周囲の人や車の動きなど、多くの情報処理が必要になり認知機能が活性化。
⭐︎ストレス軽減・気分改善**
自然に触れることでリフレッシュ効果、うつ症状軽減にもつながる。
⭐︎社会参加の促進**
人や地域との関わりを通じて、孤立防止と社会性の維持・向上。
3. モチベーションへの影響
– 同じ運動でも屋外だと楽しさや達成感を感じやすく、継続意欲向上につながる。
– 季節ごとの景色やイベントと連動しやすく、飽きにくい。
⭐︎実施時のポイント(安全管理)
1. 事前評価:血圧・体調・歩行能力を確認
2. 環境整備:安全なルート、トイレや休憩場所の確認
3. 付き添い・見守り:転倒や体調不良への即応
4. 段階的負荷:短時間から始めて徐々に距離・時間を延ばす
⭐︎ 学びのまとめ
屋外リハビリは、
– 実生活に近い動作訓練
– 身体・認知・心理の総合的改善
– 社会参加意欲アップ
に効果的。
**考え方のポイント**:
「屋外」という環境が持つ多様な刺激を、目的に合わせて安全に活用することがアクティブリハビリセンターカノアの考えです。
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